歯を残すための
精密根管治療

Pulpectomy

根管治療は神経を抜いたあとも「抜歯を避けるための最終手段」です。
当院では、この大切な治療の成功率を最大限に高めるため、「診断の精度」「感染の徹底除去」「再発リスクの管理」の3つに焦点を当てた精密治療を行っています。ここでは、当院の精密根管治療を支える具体的な取り組みと専門性をご紹介します。

精密な根管治療が
可能にすること

「見える」治療で
再発リスクを抑える

マイクロスコープで歯の内部を細かく確認し、肉眼では見つけにくい感染源までしっかり取り除きます。治療の精度を高め、再発のリスクをできるだけ減らすことを目指しています。

01

健康な歯を残すための
「最小限の処置」

拡大視野で歯質の境目を正確に見極め、削る量を最小限に抑えます。できるだけ多くの健康な歯を守り、長くしっかり噛める状態を保つことにつなげます。

02

将来の負担を少なくするために

精度の高い治療は、やり直しのリスクを減らし、通院や費用、精神的なストレスといった将来的な負担の軽減に役立ちます。質の高い治療を通して、安心できる長期的な予後を目指します。

03

安心して治療を
選んでいただくために

精密根管治療は、専用の設備や高度な技術、十分な時間が必要となるため、自費診療として行っています。また、どれほど精密な医療であっても、治療に伴うリスクや副作用が存在します。当院では、患者様に納得して治療を選んでいただくことを大切にしています。費用や治療期間、そして起こりうるリスクについて治療前に必ず丁寧にご説明し、十分に理解いただいたうえで進めてまいります。
料金や支払い方法、治療の総額目安、リスクの詳細については料金表ページ、または症例集にて詳しくご確認いただけます。

根管治療を成功させる
ための設備と取り組み

歯の根の治療は、歯科治療の領域の中でも非常に難しいものです。根っこの形や長さ、太さは人それぞれ異なり、場合によっては複雑に湾曲していて、内部が肉眼では全く見えないケースもあります。
このように、お口の中は暗く、歯は非常に小さな対象物であるため、これまでの肉眼での歯科治療では視認することが困難でした。そのため、歯科医師の勘を頼りにするしかなく、その成功率はおおよそ30%~50%と言われることも少なくありません。
当院では、この「見えない」「勘に頼る」という課題を克服して治療の成功率を高めるために、以下の専門設備を導入しています。

  • 01

    丁寧で正確な診査・診断

    根管治療の成否は、処置前の診査・診断で決まるといっても過言ではありません。当院では検査で得られた情報から医学的根拠のある治療計画をご提案し、患者様ご自身が納得して治療を選択できるプロセスを何よりも重視しています。

  • 02

    マイクロスコープによる拡大視野

    根管内や患部を数十倍に拡大し、肉眼では見えない部分を鮮明に確認します。感染源の取り残しを防ぐため、この「明るい拡大視野」を基に、正確な診断と低侵襲治療を実現しています。

  • 03

    ラバーダム防湿の徹底

    治療する歯をゴムのシートで隔離することによって、唾液や細菌の侵入を防ぎ、無菌的な環境を維持することが可能になります。治療後の再感染を防止するための環境づくりを徹底しています。

  • 04

    歯科用CTによる三次元評価

    歯や顎の骨を三次元(立体)で正確に評価します。歯の根の構造を事前に確認することで、従来のレントゲンでは見えなかった病変の大きさや根管の形態を把握することが可能になります。

  • 05

    十分な治療時間の確保

    細部にわたる根管の処置のであるため、保険では難しい、時間をかけた丁寧な治療を行います。

  • 06

    精密な被せ物(修復物)の使用

    精密根管治療の成果を長持ちさせるため、細菌の侵入を許さない適合性の高い修復物(被せ物)による密閉を徹底しています。
    ※ご紹介の場合は、当院での精密治療の後に紹介元の医院様にて治療していただきます。

当院の治療回数の目安

「いつまで通院が必要か?」という不安は、根管治療を受ける患者様のお悩みの一つです。当院では、治療が長引く不安を解消することを大切にし、できる限り少ない回数で治療を完了させることを方針としています。

【当院の治療回数の目安】
多くの症例において、根管治療の処置自体は多くても3〜4回程度で完了します(※状態によって1~2回前後することがあります)。一回の治療で十分なチェアタイムを確保し、マイクロスコープなどの精密設備を用いることで、治療の回数を抑え、短期間での症状改善を目指します。これにより、患者様の通院にかかる時間的・精神的な負担を軽減することを目指しています。

根管治療の成功の確率を
上げるために

根管治療は、高度な専門知識と豊富な経験を要する治療のため、どんなに優れた設備があっても、それらを正確に使いこなす技術がなければ、治療の成功は困難です。
当院の院長である中村慎介は、日本顕微鏡歯科学会認定医であり、マイクロスコープに関する研鑽を積み、難症例の根管治療にも対応できる高い専門性を有しています。
院長が持つ資格や詳細なキャリアは「院長紹介」ページをご覧ください。

院長紹介

症例紹介

根管治療は、目に見えない部分での処置となるため、治療前後の状態を患者様にご理解いただくことが重要です。当院で実際に行った症例を、治療中の様子(マイクロスコープ映像)やCT画像と共にご紹介します。

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精密根管治療の流れ

  1. Flow01精密診断とリスクの把握

    マイクロスコープやレントゲンを使用した検査により、根管内の感染状況、形態、病変の正確な位置を三次元で把握します。

  2. Flow02十分な説明と治療方針の決定

    診断結果に基づき、費用、期間、主なリスク・副作用、および歯髄保存治療の可能性を丁寧に提示します。患者様が心から納得されてから治療の開始を決定します。

  3. Flow03精密治療の実施

    マイクロスコープ下の拡大視野の利用と歯科用CTによる病変の把握、またラバーダム防湿の徹底などを通した精密な治療で、感染源を徹底的に除去します。
    十分なチェアタイムを確保し、確実な治療を行います。

  4. Flow04治療後の処置とサポート体制

    根管治療は、感染源の除去だけでなく、再感染を防ぐ最終的な密閉まで含めて完了します。治療後の処置は、患者様の来院経路や治療方針に応じて、以下の2つの場合に分けて対応いたします。

    1. 他院からのご紹介で来院された患者様の場合
    精密根管治療が完了した後、最終的な被せ物(補綴物)の治療は行わず、仮止めをもって治療を終了します。その後は、ご紹介元の歯科医院様へお戻りいただき、紹介元の先生のもとで、経過観察および最終的な被せ物の治療を受けていただく流れとなります。

    2. 当院で一貫した治療をされる患者様の場合
    当院で根管治療後の最終的な修復までを一貫して行う場合は、再感染を徹底的に防ぐため、以下の手順で処置を行います。根管治療完了後、MTAセメントを用いて根管口を精密に密閉します。その後、適合性の高い補綴物(被せ物)で歯全体を覆い、細菌の再侵入を許さない最終的な密閉を行います。治療後も、治療部位の機能維持のため、定期的な経過観察とメンテナンスで長期的にサポートいたします。

治療後の被せ物(補綴物)
が重要な理由

精密な根管治療で内部の細菌を除去したとしても、歯の土台となる被せ物(クラウン)の精度が低ければ、再び細菌が侵入して再感染を引き起こしてしまいます。これが、根管治療後に再び痛みや腫れが出る主な原因です。

根管治療は内部の感染源を除去する治療ですが、治療の成果を長期間維持することも同じくらい重要です。当院では、精密根管治療の成果を長持ちさせるため、細菌の侵入を許さない適合性の高い補綴物(被せ物)による密閉を徹底しています。これこそが、歯の寿命を最大限に延ばすための最後の砦となります。

費用について

当院の精密根管治療は保険適用外(自費診療)となります。
患者様にご納得いただくため、治療開始前に必ず以下の情報をご確認いただいております。

  • 治療の総額目安(最低~最高)
  • 治療期間および回数
  • 主なリスク・副作用

詳細な情報と費用は、こちらのページでご確認ください。

料金表